北アイルランド

日本語では「イギリス」と言いますが、正式には、United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland で、イングランド、ウェールズ、スコットランド、北アイルランドの4つの国の連合王国ですが、クラス1 Unit 12 のリスニングは、北アイルランド誕生100周年の話題でした。

イギリスの植民地だったアイルランド島は、1801年に併合され連合王国の一部になりましたが、1919年に独立を求める蜂起が起こり、独立戦争が始まりました。その後、イギリスはアイルランド島の北部6県を連合王国の一部とし（現北アイルランド）残りの南26県に独立を認めました。（現アイルランド共和国）

大きな祝賀行事は開かれなかったそうですが、エリザベス女王からは祝意のメッセージがあったそうです。

私がイギリスにいた頃は、IRA ( Irish Republican Army  アイルランド共和軍 ) のテロがロンドンでも頻繁にあり、その日行こうと思っていたデパートの入り口で爆弾が爆発したなどということもありました。テロは断じて許されるものではありませんが、世界中で起こる争いやテロの裏にはいつも、大国の勝手主義がありますよね。

北アイルランドは1921年5月3日に誕生し、今年5月3日で100周年。
イギリスの旗ユニオンジャックの赤の斜め十字が北アイランドを表しています。