今日は、会員になっている「イギリス文化に親しむ会」の毎月1回の例会の日でした。
コロナで例会ができなかった数ヶ月の後、再開された後もなかなかスケジュールが合わず、
今日は久しぶりに例会に参加できました。
イギリス文化研究家でもあり英国お菓子研究家でもある北野佐久子先生の、
「アガサ・クリスティーの作品にみる食の楽しみ」のお話でした。
イギリスにいた頃お世話になったS女史が、「アガサ・クリスティの本は、英国の生活を知る上でもとても勉強になるわよ」とおっしゃっていたのを思い出します。
そう聞いていても、ついつい犯人捜しで先を急いで読んでしまっていましたが。。。
ところで、スコーンは高さの真ん中で切ってクロテッドクリームとイチゴジャムを載せて頂くのは有名ですが、どちらを先にスコーンに載せますか?
クロテッドクリームの産地であるコーンウォールとデヴォンシャーでは流儀が違うそうです。
コーンウォール流は、ジャムが下、クリームが上。
デヴォンシャー流は、クリームが下、ジャムが上だそうです。
ちなみにエリザベス女王はコーンウォール流だそうです。
デヴォンシャー生まれのアガサ・クリスティはクリームが大好きで、食事の時に、ワインの代わりにクリームを飲んでいたそうですよ。
何年か先、コロナの心配も全くなくなったら、イギリスにまた行ってみたいと思いました。
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